京都出身の俳優・山西惇さんが、名所を巡りながら京都検定にちなんだクイズに挑戦する人気企画の第3弾。今回は「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」、この3人の天下人ゆかりの名所を訪ね、彼らの偉業や京都との関わりを深掘りします。
まずは、織田信長のゆかりの地、その偉大さがわかる建勲神社へ。信長の功績を称え、「信長を祀る神社を創建せよ」と命じた天皇や、こちらで毎年10月、地元の人も含め盛大に行われる「船岡大祭」の由来にクイズで迫ります。かの有名な信長のスローガン「天下布武」の印判が押された貴重な書状も特別に拝見。

続いて、豊臣秀吉を祭神として祀る豊国神社へ。秀吉に「豊国大明神」の神号を与えた天皇や、信長が秀吉の正室・北政所に宛てた手紙の中で秀吉を例えた動物について、クイズを交えて紐解きます。またこの神社には、神になった秀吉にまつわるお宝も多く展示されています。秀吉七回忌祭典の情景を描いた「豊国祭礼図屏風」に関する興味深い情報、秀吉の血液型も明らかに。
続いては、徳川家康ゆかりの禅寺、圓光寺へ。この寺はもともと、家康が伏見に創建したある施設が始まり。果たしてどんな施設なのか、その答えは書院の扁額に。また、こちらには、日本最古の印刷に関わるものが寺宝として伝わります。貴重なそのお宝も拝見。さらに南禅寺の塔頭・金地院へ。この敷地内には家康を祀る東照宮があります。徳川家の繁栄を願った「鶴亀の庭」、子書院の襖絵「猿猴捉月図」にまつわるクイズも。
また旅の途中、山西さんが大学生時代に感動した青春の味、「ガラムマサラ」の名物カレーを40年ぶりに堪能。
幅広いクイズに挑戦しながら、天下人たちの秘話と京都の新たな魅力を楽しむ旅です。