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#136

偉人7人が京に刻んだ秘宝スペシャル

1200年の都・京都には、歴史に名を刻んだ偉人たちの歩みが、今も息づいています。今回は俳優・内藤剛志さんが案内役となり、京都に残された7人の偉人ゆかりの秘宝を巡ります。
最初に紹介するのは、大河ドラマでも話題の豊臣秀吉。訪れたのは、正室・ねねが過ごした建物と庭を伏見城から移築した圓徳院です。ここに伝わる秘宝は、秀吉が肌身離さず持っていたとされる念持仏・三面大黒天。三つの神様が一体となった珍しい仏像から、農民から天下人へと成り上がった秀吉の人物像に迫ります。
続いては、織田信長。本能寺の変で非業の死を遂げ、亡骸や遺品は見つからなかったとされる信長ですが、織田家の菩提寺・阿弥陀寺には戦火を免れた遺品が残されているといいます。それは、最期の瞬間まで信長と共にあったと伝わる愛用品でした。
三人目は徳川家康。伏見に鎮座する御香宮神社には、「徳川家繁栄の証」とも言える秘宝が大切に守られています。それは孫娘のために作られたと伝わる、日本一重たい豪華絢爛な神輿。この神輿を奉納することで、徳川の時代が訪れたことを世に知らしめたのです。さらに、大徳寺の塔頭・龍源院に残る碁盤からは、秀吉と家康の意外な関係性が浮かび上がります。
本能寺の変を起こし、「逆賊」とも呼ばれる明智光秀。しかし、京北の慈眼寺に伝わる真っ黒な光秀像は、そのイメージを覆す存在です。黒く塗られた像から見えてくる、光秀の真の姿とは?
剣豪・宮本武蔵は、剣だけでなく筆を取らせても一流でした。東寺の塔頭・観智院に残る直筆の絵を前に、「二刀流」の達人としての新たな一面を紐解きます。
幕末を駆け抜けた坂本龍馬の秘宝は、命を奪ったとされる刀。霊山歴史館で近江屋事件を再現した模型とともに、その壮絶な最期を辿ります。
そして最後は、新選組局長・近藤勇。旧前川邸に残る直筆の文字から、時代に翻弄されながらも信念を貫いた男の覚悟に迫ります。
京都に残る偉人たちの秘宝を通して、偉人たちの生き様や素顔に触れる旅です。


【専門家出演者】
●歴史作家
 河合敦さん
 
●阿弥陀寺 住職
 若山泰應さん
 
●慈眼寺 住職
 寺井淳明さん
 
●作家
 藤沢周さん
 
●旧前川邸
 田野一十士さん