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島々で行われる自衛隊配備「南西シフト」。2016年の与那国島を起点に、宮古島、石垣島と続き、去年の暮れに浮上したうるま市の訓練場整備計画など、私たちの生活の周囲にも迫りつつある。
先島での自衛隊配備の起点となった与那国島。ミサイル配備計画や軍事利用も想定される空港・港湾整備などが取りざたされ、軍事強化が加速度的に進み、自治と国策がせめぎ合う島だ。自衛隊問題の追及を続ける町議会議員の田里千代基さんは、ある信念を持ち続けている。
それは台湾との交流促進だ。およそ20年前、与那国の人々は市町村合併を住民投票で拒み、単独の自治体として生きていくことを決めた。その際、町民が議論して記した「自立ビジョン」で台湾との往来活発化を振興の一つの柱に据えた。役場の職員として台湾にも駐在した経験もある田里さんは、今も交流活性化を願っている。
石垣島でも自衛隊が存在感を増す中で、自衛隊配備の賛否を問う住民投票を訴え続けている若者もいる。島を守ることを掲げる自衛隊強化が、住民自治や活性化に影響していないか。その島の守りは、誰のためなのか、考える。(登場人物の肩書は初回放送時のもの)
【ナレーション】
宮城さつき
【初回放送】琉球朝日放送:2024年5月8日