九州のアマチュアボクシング界で広く知られる「中山3兄弟」の三男・中山聖也（せいや）選手、17歳。
　
今年11月に開催された「アジアユース選手権」に日本代表として出場し、金メダルを獲得するなど、今勢いに乗っている。
　
そんな中山は、兄２人の影響で6歳からボクシングを始める。小学・中学時代には全国で活躍し、名門・東福岡高校へと進学。
昨年は1年生ながらインターハイでいきなりピン級を制覇。今年は高3の兄・鉱一選手がバンダム級で、自身はライトフライ級で日本一に輝き、あの井上尚弥・拓真兄弟以来の「兄弟優勝」という快挙を成し遂げた。
　
中山は高校での練習後、今も地元のジムに通い、幼少期から二人三脚でやってきている恩師・西重コーチと努力を重ねている。
左ストレートを武器に、さらなる高みを目指すサウスポー・中山聖也の原点に迫る！