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放送内容

「やる気あり美」 太田尚樹さん
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「やる気あり美」 太田尚樹さん

何気なく書類に書かれた性別欄。男性?女性?
はっきりとどちらかに記入できない方たちがたくさんいます。
まだまだ世の中の理解が進まない性的マイノリティの人たちの存在が浸透するよう動画や音楽などのコンテンツを発信するユニットを立ち上げた太田尚樹さん。
「世の中とLGBTのグッとくる接点をもっと」をコンセプトにネット上で様々なコンテンツを送り出すクリエイティブ集団「やる気あり美」を5年前に作りました。現在13人で活動しています。

 

太田尚樹さん
訪ねるのは大学4年生の森皓輝(こうき)さん。来年から高校の先生になる予定ですが、これから接する未来の生徒たちのためにも勉強したいと思っています。

太田さんと一緒に活動をしているメンバーの佐藤さんにも加わってもらい、性のあり方が人それぞれであることや、「やる気あり美」が実際どんなことをしているのかを教えてもらいました。

「楽しさ」でLGBTのことを考えるきっかけを作りたい。その気持ちから生み出される楽曲や、様々な対談記事、そして学校での講演会などなど。
特に大きく注目を浴びたのがアニメ作品でした。
自分がゲイであることを明かせない高校生の葛藤を描いたものでYouTubeでは100万回以上再生され、日本のみならず世界中で視聴されています。

まだまだ日本ではハードルが高いことが多い、当事者のカミングアウトについては、動画だけでなくVRコンテンツまで作成。今、企業での研修に使われ始めています。

日本ではまだ同性同士の結婚は認められておらず、税制や法制度上で平等でない面も多々あります。
どんな人も楽しく暮らせる世の中になるよう、活動している太田さんたちのSDGs、是非ご覧ください。

 


 

Alon Alon

5月、6月にある母の日、父の日どんな贈り物をされたことがありますか?
肩たたき件?お花も定番ですよね。
1つだけ送っても、包み紙がなくっても様になる最強のプレゼント、お花。
今日はこのお花で多くの人を救う素敵なアイデアを実行する方が登場します。

NPO法人 アロンアロン理事長 那部智史さん
訪ねるのは朝日奈芙季さん。
子供の頃、おばあちゃんと一緒に福祉施設でのボランティアの経験していた朝日奈さん。
障がいを持つ方たちが幸せに暮らすにはどうしていったら良いのか最近も考えているのだそう。

2人は、美しい胡蝶蘭の栽培する作業場へ。たくさんのランが並ぶ様は壮観!
知的障がい者の方々がランのお世話をしています。

なぜ胡蝶蘭なのか?そこに那部さんのアイデアがありました。
実はこのラン、日本ではもっとも送り送られているお花の1つ。
企業同士、お祝いのタイミングで送りあう習慣があり、市場規模もおよそ1000億もあるのだとか。

一方で、日本での知的障がい者のみなさんの雇用やもらえる賃金の状況はまだまだ十分とは言えません。
一般的な作業所でもらえる工賃は時給にすると200円程度なのだそう。

胡蝶蘭とハンディキャップを持つ方々の仕事。
この2つをつないで那部さんは、障がい者の方々が一般企業に職を得ることができる大きなイノベーションを実現しているのです。

那部さんが考えついたアイデアとは?

今の世の中の大きな部分を動かしている「ビジネスシステム」
それをうまく使うことで、障がい者の自立の道を開くこともできるはず。

那部さんのはじめたSDGsぜひご覧ください。