番組表

放送内容

#238

人口50人の村に「魚の自販機」。売り上げ好調でフードロス削減!
有限会社森水産の森正彦さん・正秋さん

人口50人の村に「魚の自販機」。売り上げ好調でフードロス削減!
有限会社森水産の森正彦さん・正秋さん

鹿児島県垂水市深港集落。市街地の間にある人口約50人の集落。その海沿いの国道に「海ぶどうと魚の自販機」はあります。販売しているのは、熟成ヒラメや海ぶどう。
毎月平均50万円も売り上げる人気の“魚の自販機”を設置しているのが今回の主人公、

 

有限会社森水産の森正彦さん・正秋さん親子。

ヒラメの養殖から始まり、県内初の海ぶどうの養殖を行う森水産。
コロナ禍によって、スーパーや量販店からの注文が減ってしまった中で、企業向けではなく個人向けの自社の直販所を作ろうと決意。
しかし、いきなり店舗を開設するのはコストもかかり、リスクも高い。そこで、もし売り上げが悪くても売り場自体を市街地に運ぶことができる“魚の自販機”を自社の土地に設置。
すると、想定を超えた売れ行きに。直販によって価格を下げ、24時間営業で、車で通りかかった人はもちろん、釣果がなかった時に刺身を買って帰るという人もあらわれ、今では多い日で1日に約7万円も売り上げるほどの人気に。
さらに、スーパーなどに卸す際の規格から外れてしまったヒラメや、今までは廃棄していた皮や骨も新たに商品化。在庫もリアルタイムでスマートフォンで管理することで、ヒラメの廃棄率が50%から10%にまで減少。
「人と、違うことをやる!」森正彦さん・正秋さん親子の取り組み、ぜひご覧ください。

問い合わせ先
有限会社森水産
https://www.big-advance.site/c/189/1515