番組表

ストーリー

第16回「即位の日」/第17回「苦悩する新王女」

 

スンユは、オンニョン君を討ち、その服に血で「大虎」と書き残す。「大虎」はスンユの亡き父キム・ジョンソの異名。人々はキム・ジョンソの怨霊が恨みを晴らしに来たと噂し始める。
体裁を繕うため、端宗の譲位の意志をしばらくは受け入れなかったスヤン大君。だが得体の知れぬ敵から身を守るため、直ちに即位することに。王になれば、誰も容易には手を出せないからだ。
スヤン大君の即位を知り、かっとなったスンユは、刀を取り妓楼を飛び出す。その彼を止めたソクチュは、王女になる前にセリョンをさらい夫婦となってすべてを忘れろと諭す。一瞬心が揺らぐスンユだったが、すぐにその思いを断ち切ると、次はシン・ミョンの父シン・スクチュを襲う。だが間一髪でシン・ミョンが父を救う。刀を交えるスンユとシン・ミョン。そこへ兵士たちが駆けつけ顔を見られそうになったため、スンユはそこで引き上げる。
甥から王位を奪った父が許せず、王女にはならないと言い張るセリョン。スンユの居場所を知った彼女は、母や弟たちとともに宮廷へ住まいを移す日の朝、スンユに会いに行く。するとそこへシン・ミョンが。護送船から生還した者がいると密告を受け、その者を捜しに来たのだ。

 


 

 

スンユに会いに行ったセリョンは、彼を義姉リュ氏と姪アガンの所へ連れてゆく。死んだと思い込んでいた家族と再会でき、喜び合うスンユとリュ氏。だがスンユは、引き合わせてくれたセリョンに感謝しつつも、会うことはこれきりにしようと告げる。セリョンが、自分が復讐を誓う敵(かたき)の娘であることは動かしようのない事実なのだ。
初めは王女となることを頑なに拒んだセリョンも、運命を受け入れ宮廷で暮らすことに。だが望みもしない王女になったのだからもう誰にも嫁がず生きたいように生きると両親に宣言する。
今や復讐のためだけに生きるスンユ。彼は父キム・ジョンソの異名「大虎」の名で、次々と敵を襲う。やみくもに人を斬ってもスヤンは討てない、それより自分たちと一緒に戦おうとスンユを誘う恩師イ・ゲ。彼はチョン・ジョンや数名の重臣たちと、明国の大使を歓迎する宴でスヤン大君を討ち、真の王は端宗であることを示そうと考えていた。一旦は断るスンユだが、自分の「復讐」がただの腹いせに過ぎないと気づき、イ・ゲたちの仲間に加わることに。彼らが会合を重ねるのは敬恵王女の屋敷。敬恵王女を訪ねてきたセリョンは、彼らの話を偶然聞いてしまう。