番組表

ストーリー

第19話/第20話(最終話)

国見会長と恩地は和光監査役から新たな問題の報告を受ける。国民航空の存続をも危ぶむドル先物予約に関する重大な事案で、その背後に副総理の竹丸、日本産業銀行会長・池坊(西岡徳馬)の存在があった。やがて、事態は利根川総理、永田元総理(伊武雅刀)、竹丸ら政治家の利権争いに絡み、国見会長や恩地の計り知れない方向に進んでいく。そんな中、畑や行天の裏金作りを任されていた細井(温水洋一)が海に身を投げる。
 

 

 


 

国民航空のドル先物予約問題は異例の閣議決定で幕を引く。総理の背信に憤る国見は会長辞任を申し出るが龍崎の策謀にはめられる。国見会長体制が終焉を迎え、恩地の突き止めた不正の数々が闇に葬られる中、自殺した細井の裏金作りの証拠が東京地検特捜部に届く……。空の安全のため組織と戦い続けた恩地と、頂点に立つことで組織の改革を目指した行天。数十年の時を経て、別々の道を歩んだ2人に待つ運命とは。