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#173

父が建てた母屋に娘夫婦の小屋を乗っけた四日市の家

今回は三重県、四日市市にあるとってもユニークな家を訪ねました。遠くからも異彩を放つその家は、39年前に父親が建てた家を次女夫婦が2世帯住宅にリモデルしたK邸。父と次女夫婦にお子さんの4人家族です。
次女夫婦は、近所に家を買って住んでいましたが、「離れて暮らすより一緒に暮らそう」と次女の夫からの提案で、今回のリモデルになりました。2世帯で暮らすには、既存より広くしなければなりませんが、問題となったのは周りが畑に囲まれた敷地で、一部が調整区域と呼ばれる住宅が建てられない土地だったことです。
そこで、建築家が考えた斬新なアイデアとはー。
なんと!既存の2階の上に次女夫婦の寝室を乗っけるというものでした。
2階の屋根の上にそのまま寝室を乗せたので、部屋の中にある階段室には、
瓦屋根が見えるんです。
何ともユニークなデザインに辰巳さんも、びっくり!
また、明かりが入らず暗かった部屋は、屋根の下の外壁を失くし、代わりにガラスを入れて四方から光が入るよう工夫しました。
 
「次女が産まれた家で、今度は孫が産まれ、とても感慨深いです」と話す、
父のIさん。
父が建てた家を娘夫婦がリモデル。
家族の思い出がこれからもずっと残っていくーそんな四日市の家でした。
 
設計担当:吉村真基建築計画事務所 http://mya-o.com

【平面図】

before

after

2F after