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放送内容

#29

江戸時代から続く農家に弟子入り 義父から受け継ぐレタス農家

今回は千葉県山武市の就農8年目の農家・平間健太さんのもとを訪ねる。
露地とビニールハウスを合わせ、約90アールの農地でレタスを中心にニンジンやミニトマトを栽培する平間さん。もともと生協の職員として働いていたが、子供の頃から農業に興味があったことに加え、妻・直子さんの実家が江戸時代から続く農家だったことから、義父に弟子入りする形で農業の道へ。未経験で知識もゼロからスタートしたため、当初は義父の作業についていくので精一杯だったという。
 
2019年の台風19号ではビニールハウス14棟が全半壊。補助金も出たが作物の被害を含め500万円以上の損害が発生した。また、最近は資材費の高騰も悩みの種で利益を圧迫。対策として作業効率を上げる新たな被覆資材を導入して収量を増やす工夫も行っている。
 
最後は、採れたてのレタスをサラダやしゃぶしゃぶなどでいただく。
レタス好きだと言う工藤の1日に食べる量を聞いて、思わず平間さんが発した言葉とは?
 

 


 

FILE29 江戸時代から続く農家に弟子入り 義父から受け継ぐレタス農家
今回、工藤阿須加がやって来たのは千葉県山武市。就農8年目のレタス農家・平間健太さん(35歳)を訪ねる。妻と2人の娘さんと暮らす4人家族。主に路地でレタスを栽培し、ビニールハウスではレタスの他にニンジンやミニトマトも栽培するという。

 

就農を決めたきっかけは?
大学を卒業後、生活協同組合の職員となった平間さん。子どもの頃から漠然と農業に興味があり、偶然にも実家が江戸時代から13代続く農家の奥さんと結婚。跡継ぎがいなかったこともあって、義父に弟子入りして農業の道へ。

 

作付けの準備をお手伝い
レタスを植えていたハウスには、この後ミニトマトを作付けするという。その土壌づくりのため、堆肥を撒く作業をお手伝い。この大事な準備に、工藤と平間さんの気持ちは高揚!

 

就農を決めた時の意外な家族反応
家族は就農をあっさり快諾してくれて、平間さんは義父に弟子入りすることに。ゼロからのスタートということもあり、追いついていくのに精一杯で苦労したそう。
義父の齊藤精一さん(66歳)が、平間さんへの想いと今後の望みを語った。

 

レタスの収穫をお手伝い
レタスは2~3ヶ月ほどで収穫を迎えるため、ハウスと路地で時期をずらして苗を植え付ける。
工藤が路地のレタスの収穫をお手伝い。芯があってハンドボールぐらいの大きさのレタスを選んで根元をカットし、切り口を整えて外葉を2~3枚残す作業。繁忙期には1000玉以上を収穫することもあるそう。

 

就農3年目に台風で大損害
2019年の大型台風で全てのハウスが被害を受け、4棟が全壊、10棟が半壊。補助金をもらってもハウスと作物の被害で500万円以上の損害が…。農家を辞めてしまった近隣の同世代の方もいたが、平間さんは前向きに取り組んだという。

 

物価の高騰… 農家が直面する現実とは?
近年の世界情勢や物価の上昇が原因で、資材や肥料の値段が約2倍に高騰。経費がかさみ利益を圧迫しているという。平間さんは現状打破のため、資材や肥料を試行錯誤しながら、効率的かつ節約できる方法を模索していた!
妻・直子さん(38歳)、長女・千晴ちゃん、次女・友菜ちゃんに平間さんへの想いを伺った。

 

採れたてレタス料理
直子さんの実家で、採れたてのレタスを使った料理を堪能!

 

<今回いただいた料理>
・レタスサラダ
・レタスのしゃぶしゃぶ

 

8年経った今 農業への想いは?
平間さんが農業への想いを語った。