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バトンタッチ♪持続可能な取材後記~最終回!積み重ねること~

こんにちは、バトンタッチ担当の内藤です。

 

今週土曜の放送をもって、バトンタッチはレギュラーでの放送が最後です。

 

全277回にわたり、277人以上の方々を取材させていただきました。
これまで取材させていただいた皆さんは、パワフルで行動力にあふれ、成し遂げていることだけを見ると「すごいな」「自分には真似できない」と、どこか他人事のように感じてしまうこともあります・・・
しかし、その過程に目を向けると、「続けていること」「協力してくれる人がいること」という、とてもシンプルな共通点が実現に導いていることに気がつきました。
情熱や気合いといった精神面だけでなく・・・長い目で計画を立てて、一つずつ積み重ねていくこと。番組に関わって、学ばせていただきました。

 

今回ご紹介するボヤン・スラットさんの歩みも、まさに積み重ねです!
一歩一歩が、やがて地球中の海を舞台にした大きなアクションへとつながっていく・・・!
千代田中学校・高校の生徒の皆さん、そして番組をご覧いただく皆さまに、勇気をお届けできましたら嬉しく思います。最終回も、ぜひご覧ください!

 

これまで番組を応援してくださり、本当にありがとうございました!

 
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担当 コバD

 

今回のロケ先は、東京・千代田区にある千代田中学校・高等学校。
授業といえば、国語や数学、英語といったものだった年代の私には初耳の授業があった。
それが総合的な学習「探求」の時間。
文科省のHPによると、「探究の時間は、変化の激しい社会に対応して、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にしていることから、これからの時代においてますます重要な役割を果たすものである。」とある。

 

そして今回、取材に協力してもらったのは、探求の時間に「環境DNAラボ」を選択した皆さん。
彼らは、環境に存在するDNAを分析することで、その生態系を研究している。
今年は学校近くの桜の名所、千鳥ヶ淵の水の環境DNAを調べる。桜の花びらがお堀に落ちることが、水の中で暮らす生き物の生態系にどのような影響を及ぼすか研究するという。
専門家の力を借りるとはいえ、高校生がDNAの分析をすることができる時代になったんだ。これもまた驚きだ。

 

 

環境DNAラボのみなさんと番組進行の長谷川ミラさん
番組では、彼らに新たなタイプの授業を受けてもらおうと考えた。
同年代の若者が、環境問題に挑み10年以上をかけて解決法を実現してきた道のりを映像とインタビューで見ることで、自分なりにできることを考えて欲しいと企画した。
その若者とは、オランダのNPOオーシャン・クリーンアップの創設者、
ボヤン・スラットさん(31歳)。
16歳で海に潜った時に、魚より多くのプラスチックを見た体験から
「なぜ誰も本気で回収しないのか」と疑問を持ち、高校の仲間と研究、大学進学後に海のプラごみ回収装置のアイデアを発表した。
問題解決に人生を懸ける決断をし大学を中退、絶対に無理との批判や何度もの失敗に直面しながらも、科学的データと技術改良を重ね、実海や川でのプラごみ回収を実現にこぎつけたのだ。

 

ボヤン・スラットさん © The Ocean Cleanup

 

16歳でアクションを起こして世界の海を変えたボヤンさん。
生徒たちは、彼の強い行動力から何かを受け取ったはずだ。
そしてこの授業は「楽しかった」という言葉を残してくれた。

 
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内藤 美里(BS朝日 編成制作局 編成制作ビジネス部)

 
 

番組:バトンタッチSDGsはじめてます
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