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#289

西崎純郎 NPO法人サラブリトレーニング・ジャパン 理事

競走馬として活躍できるのはわずか数年。
西崎は、引退した競走馬が第2のキャリアを送れるようもう一度調教する
リトレーニング施設を作った。
速く走ることだけを教えられてきた競走馬を、
乗馬、馬術、セラピー馬などとして活躍できるよう調教。
しかしそれには多くの資金もかかる。
そこで西崎は、「ふるさと納税」の仕組みを採用。
自治体の賛同も得て、3年間で約1億円を集めることに成功した。
さらに、日本の伝統行事保存の為にも馬を役立てている。
西崎がこの先に目指すものとは?

にしざき すみお

サラブリトレーニング・ジャパン 理事
1982年、東京都生まれ(37歳)。
全日本選手権、国体などでも優勝するなど馬術競技の選手としても活躍。
全日本障害馬術大会で初タイトルを獲得した時の馬が、元競走馬として
育てられた馬だった。
これを機に「競走馬が再度活躍できるチャンスがあるのでは」と考え、
リトレーニングして第2のキャリアを送れる様にとこの施設を作った。