BS朝日

バックナンバー

#348

数馬嘉一郎 数馬酒造株式会社 代表取締役 五代目蔵元

2011年、日本初の世界農業遺産に認定された能登の里山里海。
しかし、農業人口の高齢化に伴い耕作放棄地は増える一方だった。それを憂えた数馬は
能登の農業と自然を守ろうと、地元で同じ志を抱く仲間と共に、耕作放棄地を開梱して、
酒米を栽培するプロジェクトを開始した。今では数馬酒造の酒の原料の米は100%が
能登産、その半分が耕作放棄地を開梱した田んぼで作られたものだ。
自らの酒造業という生業を通して、能登の里山を守り、地元の課題を解決していこうと
している数馬の取り組みと経営のあり方とは。

かずま かいちろう

1986年 石川県生まれ

東京の大学を卒業後、コンサルティング会社に就職。
2年後、能登へUターンし、24歳の時に業界最年少の代表取締役として数馬酒造を継ぎ、
五代目蔵元となる。2014年 学生が酒造りに関わるすべてを体験する「N-project」を
地元有志と共に開始。以来、耕作放棄地を再利用した「水田からの酒造り」に取り組む。
2018年「はばたく中小企業・小規模事業者300社」「地域未来牽引企業」に認定。