放送内容

#8

帝京大学スポーツ局局長 岩出雅之

帝京大学ラグビー部の監督として、26年間チームを率いてきた岩出雅之。
全国大学ラグビー選手権で9連覇を成し遂げ、日本代表にも多くの人材を輩出してきた名将だ。
今年1月、岩出は10度目の全国大学選手権制覇を遂げた優勝会見で、突然監督退任を表明した。ラグビー界のみならず、スポーツ界全体がその去就に注目した。
岩出が新たなる挑戦の場に選んだ仕事、それは帝京大学に4月に創設された組織「スポーツ局」の初代局長の役目だった。
大学スポーツにおけるガバナンス構築、学業との両立やキャリア支援、安全安心な環境整備といったスポーツ振興を中心に、学外との連携や社会貢献まで一体的に統括して推進するポジションだ。
岩出は言う「まさに恩返しのポスト。拒む理由がない」。
期待されるのは、ラグビー部を“勝ち続ける組織”に成長させたその手腕。
出来たばかりのスポーツ局で、具体的に何から手をつけていくべきなのかも見えていない中で、ひとつひとつ具現化していく。
岩出による“人の力を引き出す”組織作りとは?そして、新たなる挑戦に秘められた思いとは?カメラは、始まったばかりの岩出の挑戦に密着した。