放送内容

#19

サンゴベンチャー経営者 高倉葉太

今、地球のサンゴ礁が危機的状況に瀕している。
海洋汚染や地球温暖化の影響で、サンゴの数は年々減少。このままだと、2040年頃にはサンゴ礁の8割~9割が死滅してしまうといわれている。
そんな未来を変え、100年後も人と自然が共生できる社会を目指し活動しているのが、高倉葉太 28歳だ。
 
幼少期に父親の影響でアクアリウムに興味を持った高倉は、ある日地球のサンゴ礁の危機的状況を知る。「自分がなんとかしないといけない」と使命感に駆られた高倉は、サンゴを救うべく大学院卒業と同時に株式会社イノカを起業。本来夏に生まれるサンゴを冬に産卵させることを目指し、日々研究に明け暮れた。ただでさえ世界に例を見ない試み。その上、社会人経験もなく起業した高倉。サンゴ礁の産卵においても、経営者としても、課題は山積みだった。
しかし、2022年2月にはついに、本来夏に産卵するはずのサンゴを真冬に人工的に産卵させることに世界で初めて成功した。
そして、在取り組んでいるのは、抗酸化作用があるといわれるフィコシアニンを用いて、サンゴの白化現象を抑えること。
「サンゴを通して地球を救う」ことを目指す、高倉葉太の奮闘に迫った。