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放送内容

#59

デザイナー コシノジュンコ

22年間連続でパリ・コレクションに参加する世界的ファッションデザイナー、コシノジュンコ。
大阪・岸和田出身。文化服装学院在学中にデザインしたコートが、史上最年少で新人デザイナーの登竜門とされる「装苑賞」に選ばれ、華々しいデザイナー人生を歩み始める。  1970年の大阪万博ではコンパニオンユニフォームをデザイン。そして、パリ・コレクションへの参加を始め、北京やニューヨーク、キューバなど世界各地でショーを開催し、高い評価を得てきた。
1980年代以降は、自身のデザインに「対極」というコンセプトを掲げた。一着の中に 「和と洋」「光と陰」「大胆さと繊細さ」など両極にあるものを共存させ、この世の万物の摂理を表現しようとした。この「対極」というコンセプトは、今日に至るまでコシノのデザインの根幹を成している。
そんなコシノのデザインは、洋服だけにとどまらない。これまでデザインしてきたものは、インテリアや花火、クリスマスツリーまで。形にこだわると何も出来なくなってしまうから、何でも挑戦してみたいのだという。
コシノがデザインに込める想い、その原点に迫った。