番組表

放送内容

#132

サントリー主席ブレンダー 輿石太

世界から注目を集めているジャパニーズウイスキー。およそ100年前、国産第一号のウイスキーを発売したサントリーで、現在主席ブレンダーを務めているのが今回の主人公、輿石太(62)。原酒をブレンディングし、ウイスキーの味を決める技術者だ。
主な仕事は、原酒在庫の管理を行いながら、現在ある製品の品質を守ることと新製品を開発すること。原酒の味や香りなどの個性を利き分ける力、ウイスキーのイメージを組み立てバランスよくブレンドする創造力、研ぎ澄まされた味覚と嗅覚が求められる。
輿石がこれまでに携わってきたのは、「山崎55年」「白州25年」「響12年」など多数。なかでも「白州25年」は2022年、世界的な酒類コンペティション「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)」で、ジャパニーズウイスキー部門の最高賞「トロフィー」を受賞した。輿石の仕事は、世界からも高く評価されている。
 
サントリーが所有する約160万樽に及ぶ原酒と向き合いながら、香りや味わい、余韻のわずかな違いを見極めブレンディングする輿石。一滴の多少が、ウイスキーの印象を大きく左右するという。
 
サントリーウイスキーの味を守り継ぐことに、人生を捧げている男のストイックな仕事を追った。