番組表

放送内容

#145

鉄道デザイナー 水戸岡鋭治

全国で人気を博す「観光列車」。その火付け役ともいわれる「ゆふいんの森」(JR九州)をはじめ、数々の名列車を手がけてきたのが鉄道デザイナー・水戸岡鋭治(78)だ。
 
「お客様を感動させるオンリーワンな列車をデザインしたい」という信念のもと、大胆な色使いの外装や、木材を生かした温もりある内装、緻密な装飾によって列車ごとに異なる世界観を創出し、移動手段だった鉄道を旅の目的へと変えてきた。
その発想は車両にとどまらず、家具や音響、乗務員の制服に至るまで、すべてをトータルでデザインする徹底ぶりにも表れている。
さらに、沿線の風土や伝統工芸を取り入れることで、地域の魅力そのものを空間に映し出してきた。
活動の場は列車にとどまらず、バスや船、駅舎へと広がっている。
 
78歳となった今、挑むのは都電荒川線の既存車両を生まれ変わらせるプロジェクト。
水戸岡が少年時代に憧れた都電。そのリニューアルという新たな挑戦に臨む。
集大成ともいえるプロジェクトの舞台裏に密着。妥協を許さない名匠の素顔に迫った。