番組表

放送内容

#146

スポーツフォトグラファー 青木紘二

テレビや新聞で使われるスポーツ写真でよく目にする「提供:アフロ」の文字。これは、国内最大級のフォトエージェンシー・アフロの写真を使用しているという証だ。
このアフロを立ち上げたのが、青木紘二。
自身も第一線のスポーツフォトグラファーとして世界各地を飛び回りながら、経営者としても手腕を振るう。
 
青木はこれまで、20回以上のオリンピックを撮影。長らく、日本オリンピック委員会オフィシャルフォトチームのリーダーを務め、日本を代表するフォトグラファーとして数多くのスポーツ選手を撮り続けてきた。
撮りたい風景が頭の中にあるという青木。それを実現するために、撮影場所にこだわり、自ら運営と交渉することもあるのだ。50年培ってきた経験と感覚を生かし、選手の最高の瞬間を逃さない。
 
そして、その経験を生かす場は撮影現場だけにとどまらない。長年続けているのが、日本オリンピック委員会公式写真集の制作だ。1998年の長野五輪以来、全てのオリンピックの公式写真集を手掛けてきた青木が今回挑むのは、今年2月に行われたミラノ・コルティナオリンピックをまとめる一冊。青木自ら選定・トリミングを行い、アフロの総力を結集して大会の軌跡を一冊にまとめる。
 
半世紀にわたり、スポーツの歴史を記録し続けてきた男。その仕事と哲学にカメラが迫った。