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放送内容

#130

外国から来た子どもたちがホッとできる居場所を!
「香川まるがめ子どもにほんごひろば」安藤州一さん

外国から来た子どもたちがホッとできる居場所を!
「香川まるがめ子どもにほんごひろば」安藤州一さん

香川県内では高松に次ぐ第二の都市、丸亀市。人口は約11万人。
そのおよそ50人に1人が外国籍の方。留学生のように期間限定ではなく、
丸亀で盛んな造船業などに従事し定住者として暮らす人が増えているのだそうです。
同じ理由で増えているのが一緒に来日する子どもたち。
21年の統計では丸亀に暮らす外国籍の小中学生は111人。その約7割が日本語教育を必要としているそう。この事態に立ち上がったのが今回の主人公。
海外から来た子どもたちに、学習支援などを行うボランティア団体

 

「香川まるがめ子どもにほんごひろば」を立ち上げた安藤州一さん。

元々県庁に勤めていた安藤さんですが、キャリアを通じて、外国から来た人たちとの接点はほぼありませんでした。それが定年退職後、国際交流協会で外国人と日本人の橋渡しをする事業に関わることに。
そこで、行政がサポートする活動に参加できるのは留学生など、元々日本に高い関心を持ちコミュニケーション能力も高い人が中心。仕事のために日本を訪れ、学ぶ余裕のない人や本人の意思とは関係なく日本に暮らす子どもたちに向けた支援が少ないことに気づきます。
そして自ら子どもたちの居場所づくりに乗り出したのです。
はじめは日本語の学習支援から始まった活動は、生活相談や、外国人が地域住民にスペイン語を教える教室など多彩に広がっています。
「一昔前の日本ではあたり前だった助け合う関係性のある地域を作りたい」
という安藤さんの取り組みぜひご覧ください。

問い合わせ先
香川まるがめ子どもにほんごひろば
https://minna-de-wagaya.com/marugame-kodomo-nihongo/