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#171

デザイン優先でここまで! 46㎡が広く感じる家具のない家

東京の世田谷区内を走る路面電車、東急世田谷線その沿線の松原駅。近くに日大のキャンバスがあり、学生や子どもが多い閑静な住宅街です。
今回は、松原駅からほど近い場所に建つ築44年の低層マンションを購入し、リモデルした建築家の自邸を訪ねます。

建築家のOさんはパートナーのSさんと、3歳になる猫と暮らしています。日本の大学で空間デザインを学んでいましたが、姉が暮らしていたアメリカに行ったのをきっかけに、現地で建築専門の大学に再入学。大手設計事務所で大型ビルや商業施設などを数多く手掛けていましたが、クライアントの顔を見ながら仕事をしたいと日本に帰国。現在はリノベーションをメインに活躍されています。今回は、独立をきっかけに購入し、リモデルした自宅兼事務所に伺いました。
46㎡というコンパクトな空間にも拘らず、ワークスペースと生活スペースを緩やかに区切り、快適な暮らしを手にしたO邸。
まず、視線が抜けられるよう間仕切りを取り払い、広さを感じられるようにしました。キッチンの配管を通す為、床を15センチ上げることで、リビングが一段下がった形に。いい具合におこもりスペースが出来ました。また、念願の暖炉を設け、アメリカで暮らしていた時のエッセンスが活かされています。キッチンは敢えて見せるスタイルにし、柱と柱の間を上手く利用して収納場所を設け、スッキリ見せています。「収納の極意は、置く場所を作ってあげること」―と話すOさん。5年経っても、スッキリとお洒落に暮らせる秘訣がたくさんありました。
 
設計担当:Small Design Studio一級建築士事務所 大内久美子
https://www.small-design-studio.com

【平面図】

before

after