番組表

放送内容

#117

気象予報士 山口剛央

世界最大級の気象情報会社・ウェザーニューズの気象予報士・山口剛央(52)。
24時間365日生放送の「ウェザーニュースLiVE」を通じて、日々の天気から台風、ゲリラ豪雨、地震など刻々と変化する自然の動きを、誰にでもわかりやすい言葉で伝えている。
天気への情熱は、中学1年の冬、地元・京都に雪が積もった日に芽生えた。以来、毎日欠かさず天気を記録し続け、気象予報士の資格を取得。今では「歩く理科年表」と社内で呼ばれるほどの知識と分析力を誇る。さらに、過去の地震や災害をすべて記憶しており、約40年間のデータをもとに、類似する事例を挙げて解説できるのが特徴。例えば、2016年4月14日、熊本で震度7の地震が発生した際。山口は2003年の宮城県北部地震や1968年のえびの地震、さらに東日本大震災直前に起きた大地震がいずれも「余震」だったことを踏まえ、この地震で終わらない可能があると予測した。実際、2日後にさらに大きな地震が発生したのだ。こうした、今後起こり得る現象を予測する分析力で、視聴者の厚い信頼を集めている。
「いざという時、人の役に立ちたい」。その思いで、天気の仕組みから防災の重要性まで、日々発信する山口。天気を愛し、自然と人をつなぐ男の情熱と使命感に迫った。